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2024 .04.26
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ばっちりの事前宣伝にばっちり影響されて興味を持っていた本作、レディースデーを狙って観に行ってまいりました。
失敗続きの弁護士・宝生エミ(深津絵里)は、事務所長である速水(阿部寛)から「これが最後のチャンスだからな」と、やっかいな殺人事件の被告人弁護を任された。被告人は、殺された女性・鈴子(竹内結子)の夫である矢部五郎(KAN)。接見したエミに、矢部はアリバイを主張する。そのアリバイとは、「事件の起こった時間、自分は金縛りに遭っていました」。
エミは矢部が当時泊まっていた旅館で彼に金縛りをかけていた落ち武者の幽霊・更級六兵衛(西田敏行)と出会う。幽霊である六兵衛の姿が何故かはっきり見えるエミは、六兵衛に裁判の証人になってほしいと頼む。
史上初の幽霊証人六兵衛とエミ、そしてオカルトの類を一切信じない検察の小佐野(中井貴一)。裁判の行方は。



以下、ネタバレしまくりの感想(というかほぼメモだな)。
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Twitterで存じ上げました写真家・丸田祥三さんが11/17に刊行されました写真集『廃道 棄てられし道』の発売を記念してのトークライブに行ってまいりました。
壇上に上がられるのは丸田さんと小学館IKKI編集長の江上英樹さん丸田さん写真集の企画・編集をなさった磯部祥行さんのお三方。大学時代の友人である写真が趣味の女を一人伴って観覧しました。

正確にレビューするなら、会場でお話聞きながらメモでもとるべきなんでしょうけど、メモに気がいってしまってお話聞くのがおろそかになりそうなので、メモは一切取らず。
ということで以下、記憶に基づき、かつ印象深かった点だけ羅列していきます。事実と違う点がありましたら、それは私の記憶違いもしくは解釈ミスによるものです。ごめんなさい。
100万部突破のベストセラー、どこの書店でも平積み、櫻井翔・北川景子主演で今期ドラマ化もされてますね。職場の先輩SWさんに「もう読まないから、良かったらあげるー」ということで頂きました。
巨大企業「宝生グループ」総帥の一人娘である令嬢・宝生麗子はその身分を隠して刑事として国立署に勤務中。中堅自動車メーカー「風祭モーターズ」御曹司である上司の自慢話を軽くかわしつつ今日も殺人現場へ急行するが、事件はなかなか解決しない。自宅での豪華ディナー中に執事・影山に事件概要を話したところ、「失礼ながら、お嬢様はアホでいらっしゃいますか」涼しい顔で執事は事件の謎を解き、犯人を突き止めてしまう。
休筆明け第一作ということで、単行本出たときから気になってたんですけど、保管場所とか考えるとやっぱりなー、ということで泣く泣く我慢していた本作、やっと文庫版が発売されたので喜び勇んでゲット。300ページに3編収録、という中編集。

『アカペラ』
身勝手な母親とボケてるんだか何だかわからない祖父と一緒に暮らす中学三年生のタマコ。父親は単身赴任中で、両親どちらも実はこっそり不倫中。でも大好きなじっちゃんと一緒に暮らせるならどうでもいいや、とばかりに明るくバイト(校則違反)に勤しむタマコだが、母親の「おじいちゃんを老人ホームに入れる」発言に、じっちゃんとの駆け落ちを決める。二人の逃避行の行方は……。

『ソリチュード』
高校三年の冬、失踪するように逃げ出した故郷の町に帰ってきた、三十六歳の春一。母親との再会、父親の遺影との再会、かつて恋人だったいとこの美緒との再会。美緒の娘・一花と親子まがいのじゃれあいをしつつ逃げてきた春一を追って東京の女たちも現れ、去っていく。どこもかしこも自分の居場所ではない。父親の四十九日の日、美緒の夫にも一花の父にもなれない春一は……。

『ネロリ』
出版社で社長秘書として働く志保子は、病弱で働くことのできない弟・日出男を養って暮らしている。仕事に打ち込み、弟の世話をし、弟を訪ねてくる女の子・ココアちゃんの相手をする。その生活に満ち足りていたのに、社長から依願退職を勧められ、ひとまわり年下の男にプロポーズされ、身辺が波立ってゆく。どうするのが誰にとって一番いいのか分からなくて、志保子はすべて決めかねている……。
メインは歌人でらっしゃいますが、小説家でもある作者。同じく歌人の穂村弘さんとのトークイベントを観に行った際に購入。

死んでしまったひと、現世に未練のあるひとびとに、生き返ることはできないけど、現世に存在している「もの」にとりつくことはできる。そのとりつき先を探すのが「とりつくしま係」。
少年野球に打ち込む息子に、一緒に住んでいた恋人に、おかあさんやともだちに、書道の先生に、憧れていた図書館司書の女性に、耳の遠い母親に、遺していった妻に、家族たちに、バスケ部の先輩に、孫息子に、会いたいひとに会うために、何かに「とりつく」ひとたちの物語。



以下、感想です(ネタバレ有り)。
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