2024 .04.27
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2011 .07.18
メインは歌人でらっしゃいますが、小説家でもある作者。同じく歌人の穂村弘さんとのトークイベントを観に行った際に購入。
死んでしまったひと、現世に未練のあるひとびとに、生き返ることはできないけど、現世に存在している「もの」にとりつくことはできる。そのとりつき先を探すのが「とりつくしま係」。
少年野球に打ち込む息子に、一緒に住んでいた恋人に、おかあさんやともだちに、書道の先生に、憧れていた図書館司書の女性に、耳の遠い母親に、遺していった妻に、家族たちに、バスケ部の先輩に、孫息子に、会いたいひとに会うために、何かに「とりつく」ひとたちの物語。
以下、感想です(ネタバレ有り)。
死んでしまったひと、現世に未練のあるひとびとに、生き返ることはできないけど、現世に存在している「もの」にとりつくことはできる。そのとりつき先を探すのが「とりつくしま係」。
少年野球に打ち込む息子に、一緒に住んでいた恋人に、おかあさんやともだちに、書道の先生に、憧れていた図書館司書の女性に、耳の遠い母親に、遺していった妻に、家族たちに、バスケ部の先輩に、孫息子に、会いたいひとに会うために、何かに「とりつく」ひとたちの物語。
以下、感想です(ネタバレ有り)。
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2011 .07.16
最近注目の作家さんの文庫本の平積みを見つけて迷わず購入。
家庭教師の仕事に就く、二十五歳の風吹(ふぶき)。何かに必死になるなんてみっともない、先の見えないはらはら、どきどきなんてかっこわるい。それで顔を真っ赤にしてしまうなんてもっとかっこわるい。そんな風吹が、大家から紹介された鍵屋の青年に一目惚れしてしまった。うまくいかないアピール、七十になってもまだ「女」である大家への哀れみのようなそうでないような気持ち、そして恥ずかしさになれるために思いきって始めてみたベリーダンス教室の講師、ヒロエ・Oと、もしかしてわけありかもしれない鍵屋――。
以下、感想です(ネタバレあり)。
家庭教師の仕事に就く、二十五歳の風吹(ふぶき)。何かに必死になるなんてみっともない、先の見えないはらはら、どきどきなんてかっこわるい。それで顔を真っ赤にしてしまうなんてもっとかっこわるい。そんな風吹が、大家から紹介された鍵屋の青年に一目惚れしてしまった。うまくいかないアピール、七十になってもまだ「女」である大家への哀れみのようなそうでないような気持ち、そして恥ずかしさになれるために思いきって始めてみたベリーダンス教室の講師、ヒロエ・Oと、もしかしてわけありかもしれない鍵屋――。
以下、感想です(ネタバレあり)。
2008 .10.07
http://www.shinchosha.co.jp/99/
「本の感想」カテゴリに書きましたが、正確には本じゃないです。プロの作家さんの作品なのですが、ネット上で読める「ハイパーテキスト小説」。地下鉄銀座線の最終電車を舞台に、乗り合わせるそれぞれの人々の物語が同時進行していくという形式で、同じ時間に起こった出来事を順番に読んでいくこともできるし、乗客一人ずつの物語を読んでいくこともできます。
以下、感想。
尚、ものすごいネタバレは反転かけないと読めないように隠してあります。作品を読む可能性があるなら、反転しない方がいいです。
「本の感想」カテゴリに書きましたが、正確には本じゃないです。プロの作家さんの作品なのですが、ネット上で読める「ハイパーテキスト小説」。地下鉄銀座線の最終電車を舞台に、乗り合わせるそれぞれの人々の物語が同時進行していくという形式で、同じ時間に起こった出来事を順番に読んでいくこともできるし、乗客一人ずつの物語を読んでいくこともできます。
以下、感想。
尚、ものすごいネタバレは反転かけないと読めないように隠してあります。作品を読む可能性があるなら、反転しない方がいいです。
2006 .03.26
三十本収録の短編集です。一本一本が短いから、掌編集って言ってもいいかも。
良かったですよ。表紙と帯に惹かれてふらりと買っちゃったんですけど(お金無いのに……)、正解でした。いろんな職業に就いている人、自分のすべきことをしている人達やら物達(無生物が主人公の話もあるんです)のお話です。ちょっと童話っぽいテンション。
オチやストーリーが明確な話ではありません。「で結局何なの?」と言ってしまえばそれまで、という感じです。でも、登場人物を見守る気分で読むと、とてもとても和めます。
ちなみに薊野のお気に入りは『コックの宮川さん』と『ポリバケツの青木青兵』、『神主の白木さん』です。『クリーニング屋の麻田さん』ではくすりとできます。『旧街道のトマー』は悲しくなってしまいました。
おすすめです♪
良かったですよ。表紙と帯に惹かれてふらりと買っちゃったんですけど(お金無いのに……)、正解でした。いろんな職業に就いている人、自分のすべきことをしている人達やら物達(無生物が主人公の話もあるんです)のお話です。ちょっと童話っぽいテンション。
オチやストーリーが明確な話ではありません。「で結局何なの?」と言ってしまえばそれまで、という感じです。でも、登場人物を見守る気分で読むと、とてもとても和めます。
ちなみに薊野のお気に入りは『コックの宮川さん』と『ポリバケツの青木青兵』、『神主の白木さん』です。『クリーニング屋の麻田さん』ではくすりとできます。『旧街道のトマー』は悲しくなってしまいました。
おすすめです♪
2005 .02.24
表紙の素敵さに惹かれてハードカバーの本を衝動買いしたら、アタリでしたv
アレックス・シアラー作『スノードーム』。
脚注が多めで活字も大きめなので低年齢向け……に見えて只者ではない。400ページ超えてるのに1200円ってのも安いですよね。
買って大正解でしたvもう一回読み返します。
唯一気になるのは、上のリンク先にある感想でも言われてたけど日本語タイトルね。直訳の方が良かった気がします。
でも、それ差し引いても本当おすすめです。
(注:以下はとある書籍に対する文句です)
特に最近ね、人から半強制的に貸されてしまってYoshiの『もっと、生きたい』とか読んじゃったもんで余計に良さが身に沁みたのかも。
あれ酷いよ。ストーリーも何もあったもんじゃないし文章力も全然。ありえない事件を立て続けに起こしまくっといて、「さぁこれをどうやって纏める気だ」と読み進めていったら纏めずに投げやがった。セカチューがあんまり好きじゃないとか蛇にピアスがいまいちとかそういうレベルじゃない。あれを書店の棚に並べるのは間違ってると思う。血が出て腕がもげて内蔵がはみ出れば見せ場になるだろうとか思ってんじゃないっつの。あんな××××を人目に晒して作家と呼ばれている人間がいるのは許せん。
↑上記の文句に関連して、素朴な疑問。
傘の先端を眼球に突き刺して、人間って即死しますか?
そりゃあ大怪我ですけど、心臓一突きとは違うでしょう。即死はしない、どころか死なないんじゃないでしょうか。
ご意見募集しています。
アレックス・シアラー作『スノードーム』。
脚注が多めで活字も大きめなので低年齢向け……に見えて只者ではない。400ページ超えてるのに1200円ってのも安いですよね。
買って大正解でしたvもう一回読み返します。
唯一気になるのは、上のリンク先にある感想でも言われてたけど日本語タイトルね。直訳の方が良かった気がします。
でも、それ差し引いても本当おすすめです。
(注:以下はとある書籍に対する文句です)
特に最近ね、人から半強制的に貸されてしまってYoshiの『もっと、生きたい』とか読んじゃったもんで余計に良さが身に沁みたのかも。
あれ酷いよ。ストーリーも何もあったもんじゃないし文章力も全然。ありえない事件を立て続けに起こしまくっといて、「さぁこれをどうやって纏める気だ」と読み進めていったら纏めずに投げやがった。セカチューがあんまり好きじゃないとか蛇にピアスがいまいちとかそういうレベルじゃない。あれを書店の棚に並べるのは間違ってると思う。血が出て腕がもげて内蔵がはみ出れば見せ場になるだろうとか思ってんじゃないっつの。あんな××××を人目に晒して作家と呼ばれている人間がいるのは許せん。
↑上記の文句に関連して、素朴な疑問。
傘の先端を眼球に突き刺して、人間って即死しますか?
そりゃあ大怪我ですけど、心臓一突きとは違うでしょう。即死はしない、どころか死なないんじゃないでしょうか。
ご意見募集しています。